タイ旅行者必見!携帯電話事情

これからタイ旅行を予定されている方、またタイへ移住を考えている方、現地での携帯電話の通信手段はお決まりですか?イ○トのWiFiでいいよーなんて言ってませんか?
この記事では、タイ国内でインターネット通信を使う場合の最適なプランを紹介します。

旅行者ならAISのプリペイドSIM

滞在期間が、3日〜2週間ぐらいであれば、AISのプリペイドSIM(TRAVELLER SIM)を購入しましょう。

「AISのプリペイドSIM ??なにそれ?」
と言う方のために一つずつ説明していきます。

まず、AISとはタイの通信最大手で、日本でいうドコモのことです。ドコモの場合、毎月通信料を支払って、携帯電話の通信が利用できますね。
AISでは、海外から来た旅行者向けに、前払い式のSIMカードが提供されています。これが「プリペイドSIM」です。このSIMカードを購入し、タイ到着後に自身の携帯に挿せば、タイ国内で通話やインターネット通信ができるようになります。

そしてこの「プリペイドSIM」、なんと日本のAmazonで購入できます!

上記リンクの商品は、1週間インターネットが使用でき、通信容量は15GBとなります。

Amazonの商品説明には通信容量3GBとの記載がありますが、最近のレビューを確認する限り、15GB使用できるようです。AIS公式サイトでも通信容量15GBと記載されていることから、本記事では通信容量15GBでご紹介しています。

旅行先で地図を見たり検索をする程度であれば、15GBの通信容量は全く問題ないでしょう。
さらに、twitterやinstagram、LINE、Facebookこれらのソーシャルアプリは、通信容量無制限で利用可能です。つまり15GBの通信容量にカウントされないため、旅行先でSNSにシェアする際、通信容量を気にする必要がなくなります。

気になるのはお値段の方ですが、なんと、、510円!(日本のAmazonで購入する場合)
私もタイ旅行の際は、事前にAmazonで購入していました。安いからといって、使用できないことはなかったです。
これを知っていれば、わざわざ日本の空港で数千円も払ってWiFiルーターを借りなくてもいいですよね。高いし荷物になるので。

また、このSIMを日本で購入できなかったとしても、タイの空港内にはAISの店舗があるので、そこで購入することができます。(値段は299バーツ=約1,000円)
購入後、携帯の設定まで全部スタッフの方がやってくれるので、機械に詳しくない方はタイに到着してから購入するのもありです。

【AIS】TravellerSim

ここまでAISのプリペイドSIMについて紹介しましたが、1つ注意点があります。

使用するスマホのSIMロックは解除されているか?もしくはSIMフリー端末か確認


ドコモ、AU、ソフトバンク等で購入したスマホには、通常SIMロックがかかっています。
このSIMロックを解除しなければ、他社のSIMカードを携帯に挿入しても通信することができません
SIMロックの解除は、購入した通信会社の店舗、またはオンラインで手続きすることができます。

スマホのSIMロック解除を行うと、その端末はずっと解除された状態になるので、旅行の都度SIMロックを解除するというものではありません。
ご自身の携帯電話がSIMロック解除済みかどうか旅行前にご確認ください。

※2021年10月以降に発売されたスマホにはSIMロックがかかっていなため、ロック解除は必要ありません。
  • 自身のスマホがSIMフリー or SIMロック解除されているか確認すること。
  • 短期旅行者は、AISの前払い式SIMカードを日本で購入し、タイ到着時にスマホに挿入する。
  • このSIMカードは日本だけでなく、タイの空港内でも販売している。

中期滞在者もAISのプリペイドSIM

中期滞在者の方も、AISのSIMを利用しましょう。
タイ渡航直後から1、2週間程度は、上記の海外旅行者用プリペイドSIMを利用すると便利です。
しかし、数ヶ月〜1年程度滞在となるのであれば、さらに安くて便利なSIMカードがあります。

その名は、、

AIS NET MARATHON SIM 1790

このSIMカード、1年間で1790バーツ(約6,000円)しかかかりません
しかも1ヶ月の通信容量は100GB!! 全部使いきれませんね。仮に容量を全て使い切ったとしても128Kbpsまで速度低下しますが、通信可能です。

なぜこんなに安いのか?

実は、最大通信速度が10Mbpsと少し低速です。
とはいえ、10MbpsあればLINEのビデオ通話もYouTube視聴も問題なくできますので、あまり気にしなくてもいいのではないかと思います

このSIMカードは、最寄りのAIS店舗、またはオンラインで購入することができます。
1つ注意点としては、有効期間が1年間のため、1年後に同じSIMを購入すると電話番号が変わってしまいます。そのため、携帯番号を登録するサービスなどの利用には控えた方がいいかもしれません。

そのまま番号を使い続けたい場合は、AISの公式アプリ(MyAIS)を通して入金(TopUp)し、別のプランを購入しましょう。一定期間入金がされないと、SIMカードが使えなくなるのでご注意ください。

長期滞在者ならAISのポストペイ

またまたAIS…別にAISの回し者ではないですよ。。


長期滞在の方の場合は、銀行口座開設等、携帯の電話番号を利用する機会が多いのではないでしょうか。プリペイドSIMの場合、有効期限があり、TopUpを忘れたりすると電話番号が使えなくなります。
そういったことを避けるためにも、毎月支払うポストペイ式のSIMを契約した方がいいでしょう。

契約の方法ですが、外国人の場合、オンラインでの回線契約ができないため、最寄りのAIS店舗に向かいます。

契約時に持っていくもの
  • パスポート
  • ワークパーミット(会社で働いている方)


ちなみにワークパーミットがない場合、契約できるプランに制限があります。
私の場合、タイランドエリートビザで滞在しているため、WPを持っていません。

ワークパーミットを提示しない場合は、月額500バーツ未満のプランしか選択できないので注意してください。

私が契約したプランは以下の通りです。

プラン名Fixxy 5G 499
月額料金499バーツ(税込533.93バーツ)
通信容量月 10 GB(超過後15Mbpsで利用可)
無料通話月 200 分

上記のプランを手続きする際、「税込で500バーツ超えるからできないよー」とスタッフに言われましたが、「できなかったら諦めるから、とりあえずやってみて!」とお願いしたところ、無事契約することができました。
全ての手続きは20分ほどで完了し、その場ですぐ通信することができました。

まとめ

それぞれのタイ滞在者のタイプに合わせて、最適な通信プランを紹介してきました。

  • 旅行者ならAISのプリペイドSIM(TravellerSim)
  • 中期滞在ならAISのプリペイドSIM(NET MARATHON SIM 1790)
  • 長期滞在ならAISのポストペイSIM(私はFixxy 5G 499)

また中期、長期滞在者の方も、タイ到着後の数週間はTravellerSimを利用し、その後上記のSIMを購入すると良いでしょう。

もちろんAISの他にも、TrueやDtacといった通信会社もあります。
しかし、アプリの使いやすさ、SIMの豊富さ、5Gのエリア、サービスの良さを考慮した上で、AISをおすすめします。

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